FANTASY

My Little Lover FANTASY歌詞
1.FANTASY

作詞:Takeshi Kobayashi
作曲:Takeshi Kobayashi

例えていうなら 私は 偶然なら
信じられるけど それ以外は

絆とか約束は 重くてやりきれない
そう考えたら 少し楽になれる

月の向こう側では 何もかもが許される
きらきらと光るもの 光をまた写すもの
それはまるで ルールを持たないオーケストラのよう

私はねじれた 心をもとに戻そう
巻かれすぎたので 無心に戻るように

ピエロの泣き顔 突然の歓声

月の向こう側では 夢の続きが見られる
私があなたになって 心の岸辺に立って
そして独りに戻っていたら また目覚めている

私が暗闇で膝を抱えていると
私の仮面をつけ ピエロがこう言った
「不安が 不安で 不安になる
不安はまた生まれる そしてそれも愛の仕業さ」

月の向こう側では 何もかもが許される
クルクルと廻るもの 飲み込まれてしまうもの
真面目なコメディー ふざけたトラジディー
リアルな幻 それはファンタジー


2.サテライト

作詞:Takeshi Kobayashi
作曲:Takeshi Kobayashi

20時前の空 オレンジ色 雲にネオンサイン
だらしない程に 膨れている 人々の群れ
交差点の近く ホテルの側に
B級映画のスパイが ポーズ決める

街頭ビジョンに繰り返して パンクバンドが跳ぶ
やたらに歪んでる 早い動き エディットのため
他の色達の点滅とスクランブルしている
むやみに反応している レンズのセンサー 私のセンサー

いま街のあらゆる場所で 生まれる電波の矢が
宇宙の果てに向かって 届いた後に跳ね返るなら
いつかここに戻ることを願って
孤独なこの地球の孤独な恋人たち

サテライトデ サガシテホシイ ワタシノイルトコロ
トギレタリ ミエナクッテモ ミダレタシンゴウデ
サテライトデ サガシテホシイ ワタシノイルトコロ

サテライトで探して欲しい
私のいるところ


3.Melody

作詞:Takeshi Kobayashi
作曲:Takeshi Kobayashi

メロディー
誰のこころを映しだして
ここに辿り着くのか いまはわからないけど

メモリー
どこかに埋めたチップをたどり
はるか遠くの空や涙をわたったり

銀の飛沫の中 僕は君を想う
その君のままで ありのままでいいと ずっと

メモリー
色が滲んで混ざりあったら
どこに僕がいるかも分からなくなるほど メロディー

この世界の中のもの 産み落とされたものたち
理由はないんだ そこに いる意味はない
風の中 何度も 答えはやってくる
でもそれは何も しない

こころのひだなら 何度も割れてる
その向こう側に 泳いでいけばいい
銀の飛沫の中 僕は自分を想う
この僕のままで ありのままでいいと ずっと

メロディー
すべてのことを映しだして
ここに辿り着くのさ 君と1つになる そのために


4.Shiny Shoe

作詞:Takeshi Kobayashi
作曲:Takeshi Kobayashi

shiny shoe
かがやく靴をいつもこころの足下に履いて

lonely night
悲しいときも明日はどこに出かけていこうか

イメージしていたいな
ワクワクもしながら

毎日はクリスマスやハロウィンじゃないけれども
いつかナイトが来るって信じてる訳じゃないけど

あれもこれも無理だと嘆いてしまう前に
私達はそろそろ気づき出していると思う
すべて小さなことと繋がってると

shiny shoe
磨いていたらきっと何かが写し出されるよ

lonely night
埃被って泣きっ面の夜の片隅でも

イメージしていたいな
もっと悪くなっても
負けない気持ちを

子供の仕草みてたら元気が込み上げてくるよ
キラキラしているチカラはどこから流れて来るんだろう

命は尽きる事なく受け継がれていくから
私達はいつでもただ役割果たしてきた
すべて小さなことで成り立っていた

shiny shoe
かがやく靴をいつもこころの足下に履いて

shiny shoe
磨いていたらきっと何かが写し出されるよ

lonely night
パーティーのような沢山のプレゼントはないけれど

shiny shoe
かがやく靴をいつもこころの足下に履いて


5.Period

作詞:Takeshi Kobayashi
作曲:Takeshi Kobayashi

あたしが心に 秘めてるものなら
二人で愛したり 流され合ったりもしたり
そこで揺れてる 脆い記憶

二人の関係が 終わってしまった今
悲しみの涙も 今さら出ないし 痛みも
感じたりしないが 傷だらけさ 心は

あたしは弱虫だし あなたはいたずらだけど
キラメク確かな瞬間ならここにあった
全てが溶けてしまう夢なら醒めないけれど
せつなの川を渡っていくよ

嘘のようなホント 本当のようなウソに
馴れ合うことだけ 長い時間慣れていた
そこで歪んでる 温い記憶の中で

あたしが見てるものが幻だったらいいと
あなたの背中越しで思った時はまだ
全てが溶けてしまう幻覚はなかったけれど
いまならそれに色さえ付いた

あたしは弱虫だし あなたはイジワルだけど
キラメク確かな瞬間ならここにあった
全ての物語の終わりは終わってくための
寂しいただのピリオドだとしても
点の奥には 愛の記憶が 瞬間の連鎖が

つづく


6.悲しみよ今日わ

作詞:Takeshi Kobayashi
作曲:Takeshi Kobayashi

突然に雨が降る 街が白く揺れる
ガラス越し水槽の内側でコールする

道の向こう側の赤 シグナルが変わって
さよならの予感だけ取り残されているの

ワイパーを2回動かしたら
傘を持たずに駆けだしてきている
ずぶ濡れの人と目が合った

デジタルの青が時を示す
悪いことなんかきっと何もないよって
短い沈黙の間に浮かぶ

メロディーやリズムなら息を潜めている
どうにもならないことは わかっているはずだけど

水槽の中で泳ぐものなら
すれ違っててもまるで知らない顔で
表情の裏側 夢を見てる

悲しみが向こうから現れてきても
大丈夫 わたしならそれで強くなれる

だけど耳に響くのは鼓動のビートだけ
横を通り過ぎていく車や人の中で

あなたからさよならは言わないでほしい
悲しみよ今日わ 今日はそれでいいんだから
悲しみよ今日わ それはもうわかってるから


7.Sweet Home

作詞:Takeshi Kobayashi
作曲:Takeshi Kobayashi

緑燃ゆる丘の道 繋る草かき分けた
向こうには 誰か待つ
Sweet Home そのイメージは変わらず

鳥たちが歌うだろう 戦いの傷跡も
そのうちに 消えてしまうだろう
僕達を残してね

優しげな笑顔の中に 本当の狂気が潜む

僕達が見てたもの それはまだここにある
辿り着け 幻のSweet Home
そして捨ててしまいましょう

家族でも一人一人で がんばってるから 優しくなれる
ららららら 海の向こうでも
ららららら 歌うよSweet Home

緑燃ゆる丘の道 繋る草かき分けた
向こうには 君が待つ
Sweet Home そこにはもう戻れない 戻らない


8.Gypsy

作詞:Takeshi Kobayashi
作曲:Takeshi Kobayashi

nothing with a radiance
wander around the sand
a bandwagon play the sound
woh oh oh

聞こえてるのは 神話の世界
ラジオを合わせ
ここにいれば きっとダメになってく
その声がする方へ

逃げ出すように見えている 孤独な夜
oh oh oh moving out in the moonlight
ここで1つ夢を 叶えたのか
わかんないままで 夜の先 まぎれてゆく

nothing with a radiance
wander around the sand
a bandwagon play the sound
woh oh oh

許し合えるなら この街の中で
荷物をほどいて
だけどいつの日にか 変われなくなる
こころ開けないままで

逃げ出すように見えている 孤独な夜
oh oh oh moving out in the moonlight
ここで1つ夢を 叶えたのか
わかんないままで 夜の先 まぎれてゆく

nothing with a radiance
wander around the sand
a bandwagon play the sound
woh oh oh


9.ちいさな魂

作詞:Takeshi Kobayashi
作曲:Takeshi Kobayashi

揺るぎないものなんて何もない
最近そう思ってる
見方を変えれば答えが変わるのは
いくつもあるからでしょ

私の浅い知恵なんかじゃサンプルデータさえ読めないけれど

大切な想いがこの胸に残る
いくつもの出会いが別れを生んだとしても
それをくり返して生きていくことだけで
後は成すがままでいいよ そんな気がする

一人一人が世の中にとって宝物だろうけど
人間が病の器だってとても分かる気がする

誰もがここで生まれて育って ここで衰えここで死んでいくけど

あなたと出会って過ぎていく日々の果て
悲しみもいつか平凡な顔を見せても
かけがえのない日々がこの胸に残る
そしてまた繰り返すんだろう こんな瞬間

この時 この声 あなたの気配と あなたの体と 通り抜けてしまった
ちっちゃな魂 あの時あの声 目眩がするような あなたと私の
記憶 呼吸 リアルな幻 あなたと私の 素晴らしい日々の先に

あなたがすぐにも旅に出たいのならば
私を於いてでもためらうことはないよ
もしも涙が隠し切れなくてもね
後はありのままでいいよ そんな気がする
だけどいつまでも本当は一緒にいたいと願っている
ちいさな魂


10.光速を超えて

作詞:Takeshi Kobayashi
作曲:Takeshi Kobayashi

できるだけ 遠くまで 彼方までも 旅をしよう
距離じゃなく 時間でもないものの 先の先 達い場所へ

僕達の 奥底に 目覚めたままの 世界がある
それはまだ 見たことはないけれど そのことがあると知ってる

信じるものの そのまた先を 信じていこう
悲しみも 届かない 光速を超えて

波の向こう 空のすぐ 下にある あの辺り
道の角 曲がって目に入った 光が射す あの辺りも

それが今 どこにあったとしても
強く想うよ 僕のファンタジー